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人体を形成する根幹となるのは骨格です。建物でいえば骨組みであり、その土台にあたるのが骨盤なのです。土台が狂えば、家屋全体がガタガタになるのは当然のことで、同じことが人間についても考えられます。
土台にあたる骨盤が変位し、歪めば、そこに乗っている脊椎がS字状に曲がります。
骨盤は一対の腸骨と一個の仙骨の三つの骨で構成されています。この腸骨と仙骨の連結部分にあるのが仙腸関節です。骨盤は、この左右一対の仙腸関節によってコントロールされていて、そのどちらかがズレると、骨盤はたちまち傾いてしまいます。(仙腸関節のゆがみ)
●両眼を閉じて片足で立ってみましょう。
グラグラしませんか?
グラグラする方の骨盤がズレているかも?
●横座りの方向がいつも同じ
内またにする方がズレているかも?
●両眼を閉じて人差し指の先を
合わせられますか?
合わない場合はズレているかも?
●無意識に決まった方の足を
組んでいませんか?
右足を組めば右足の骨盤がズレているかも?
●うつ伏せに寝て、両足をまっすぐ
自然に伸ばしてみましょう。
(図2)健全なかかとの状態。
(図1)は右の仙腸関節がズレているかも?
●うつ伏せに寝て足の力を抜き
足首に手を添えてもらい
自然な惰力でどこまで曲がるか
かかとが臀部につけば正常です。
つかない方がズレているかも?
かかとが臀部につけば正常です。
つかない方がズレているかも?
※五味 雅吉氏 著書より
※五味 雅吉氏 著書より